2021年 J1 第9節 柏レイソル v ガンバ大阪 レビュー

2021年4月11日(日)17:00キックオフのJ1 第8節 柏レイソル v ガンバ大阪のレビューです。

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今回も4-4-2の形は変えませんでしたが、メンバーは4人変更がありました。 右SBの高尾、中盤の山本、右SHのチアゴ・アウベス、FWのパトリックが入りました。 この辺りから、細かく繋ぐよりは大きく展開していく意図が感じられました。

ガンバのオフェンス

ビルドアップ

フォーメーションの組み合わせから柏の3トップの間から顔を出すことで山本とチュ・セジョンへのボールの配給はスムーズでした。

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もちろんあいだのCHが出てきて対応することもありましたが、そこまできつく当たられることもなかったと思います。 一方、ビルドアップは楽でしたが持ち上がってからの組み立ては苦労していたように感じます。これはFWに対するサポートだったりSHとの関係性が少し薄かった気がしました。

この辺りは、運動量と連動性の少なさが原因だと思います。走行距離で見ても柏の113.434kmに対して、112.648kmという部分にも出ています。スプリント回数も柏の226に対して、ガンバ大阪は191回と負けています。この辺りの回数が上がってくればビルドアップと中間部分の組み立ても楽になっていく気がしました。

積極的な裏取り

この日は相手が3バックということもあって、積極的に裏を取りに行っていました。 チアゴ・アウベスだけは左利きで右サイドということもあってカットインしていました。

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後半も宇佐美と倉田がアタッキングサードを狙い、そのまま中に折り返しと良い攻撃を見せていました。得点につながらなかったのだけが残念です…

まとめ

結果は75分にセットプレーの流れから失点して1-0の敗戦でした。 割と強引なシュートだったと思いますが、ポストにあたって吸い込まれていきました。 決定機はいくつかあったので決めきるだけですね。